古いCM保管庫

手元にある古い広告画像などを公開していきます。

SHARP X1Ck/D

SHARPが「パソコンテレビ」と銘打って発売した「X1(エックスワン)」シリーズの第2弾として発売された、X1CとX1Dです。写真はX1Cの漢字表示機能を最初から搭載したX1Ckです。

f:id:frontline:20120630112951j:plain

SHARP X1C、X1D / Oh!MZ 1985年5月号

SHARP X1Ck/Cs(CZ-804C)

当時のパソコンはまだ英数字とカナ表示しかできないものが多く、漢字は表示すらできないものが一般的でした。漢字が扱えるPCでも標準品はその機能が付いておらず、PC自体に漢字表示機能を追加するボードを挿して機能拡張するようになっていました。このX1Ckはその漢字機能を最初から持っています。値段は139,800円。

友人が持っていたものを使っただけなのでよくは覚えていませんが、当時の漢字機能は入力も1文字単位で、今のように複数単語や助詞なども含めた変換機能はありませんでした。それでも、自分の名前や住所などが漢字で表示されるというのは感動したものです。

「Cs」はこの漢字機能なしのモデルで、値段が2万円安くなっていました。

SHARP X1D(CZ-803C)

広告の右下に小さく出ているのが、X1D、まだ当時は5.25インチフロッピーディスクすら普及しているとはいえない状況において、「3インチ(3.5インチではない!)」という独特の規格に沿ったフロッピーディスクドライブを搭載したフロッピー搭載モデルです。外見は初代のX1とにた、本体とキーボードがセパレートになったスタイルで格好いいのですが、いかんせんフロッピーの規格が独自すぎるのと値段(198,000円)がそれなりに高いことからあまり普及しませんでした。

 

X1CシリーズもDシリーズも、後に出てくるX1turboシリーズへのつなぎとして、価格、機能ともに結構重要な役割を果たしたと思います。

Roland CMU-800

Rolandとその前身、AMDEK(アムデック)が発売したDTM*1用音源/コントローラーです。

f:id:frontline:20120630113059j:plain

Roland CMU-800 / Oh!MZ 1985年5月号

1985年にソフトバンクが出版していたPC雑誌数誌の1つ、「Oh! MZ」、1985年5月号に掲載されていた広告です。

値段は65,000円。製造販売元はローランドですが、ローランドはこの製品を1981年に発売していて当時の社名はアムデック(AMDEK)でした。なので製品名で検索するとAMDEKとローランドの両方が出てきます。

まだ中学生&パソコンは持ってなかったので、これが一体何をするものかよくわかっていませんでしたが、音楽関係の機材で、コンピューターを使って音楽を演奏するようなことに使うことはわかり、そしてそこに「ローランド」という名前が関連付けられて記憶に残るのが後に響いてきます(大学に入ってからRCP-PC98とYAMAHAのSY22を使って少しDTMをかじることに → さらに将来、子供を通わせるピアノ教室はローランドの教室)。

ちなみに音楽機材とコンピューターの接続にはMIDI(ミディ)インターフェースが有名ですが、この時期はまだMIDI規格ができて普及に向けた活動が始まっている時期で、この製品もMIDIには対応していません。

Roland 24-bit/192kHz Hi-SPEED USB Audio Interface OCTA-CAPTURE UA-1010

Roland 24-bit/192kHz Hi-SPEED USB Audio Interface OCTA-CAPTURE UA-1010

 
Roland ローランド ミュージックワークステーション FA-08

Roland ローランド ミュージックワークステーション FA-08

 

 

*1:DTM: Desk Top Music、コンピューターで音楽編集、演奏するソフトウェアや機材、その作業など。

apple computer inc. APPLE II(アップルII)

1982年のNHK趣味講座「マイコン入門」テキストの広告より。現apple社(当時はapple computer inc.)の「APPLE II(アップルツー)」です。

APPLE II / マイコン入門テキスト 1982年

APPLE II / マイコン入門テキスト 1982年

当時の価格で、メモリー48KBモデルが418,000円。NECPC-8001が168,000円の時代なので、いかに「舶来の高級品」だったかが判るかと思います。当時、まだNECのパソコンCMなどでも本体と専用のCRT(ブラウン管ディスプレイ)、プリンターくらいがせいぜいだったころに、この「戦闘機が全武装を陳列しているかのような写真」がこれまた周辺機器の充実感を醸し出していて、高級感に輪をかけていました。

今のように海外通販などが充実しているわけでもないので、仮に買ったとしてもソフトなどの入手も困難だったろうとは思いますが、憧れましたね。APPLE II

The New Apple II User's Guide

The New Apple II User's Guide

 
Apple 27インチ iMac Retina 5Kディスプレイモデル|3.4GHz クアッドコア Intel Core i5|MNE92J/A
 

 

SHARP MZ-2000

シャープが1982年に発売した、MZ-2000です。1982年、NHK趣味講座「マイコン入門」のテキストに掲載されていた広告です。

SHARP MZ-2000 / マイコン入門 1982年テキスト

SHARP MZ-2000 / マイコン入門 1982年テキスト

当時、パソコンショップなどはまだ存在せず、地元ではパソコンは文房具屋で売られていました。実家に一番近いショッピングセンターの文具屋にもこのシャープMZシリーズが何台か展示されていて、よく、店の人に言って触らせてもらっていました。

MZ-2000は当時の価格で218,000円。キーボードとディスプレイが一体化されたボディに、当時の代表的なパソコン用記録媒体であるカセットテープを読み書きするカセットデッキが搭載されています。

当時、この一体型パソコンを出しているのは主にシャープのみで、独特のスタイルがかっこよく見えたものです。

この頃のシャープ製パソコンは「クリーンコンピューター」という方式を採用していて、電源をONにしてもすぐには使えず、今で言うWindowsのようなアプリをカセットテープから読み込んで初めて使えるようになります。この最初に読み込むアプリをいろいろ変えることで、パソコン自体の機能や働きを変えられるというのがウリでした。

懐かしいです。欲しかったパソコンNo.1です。

 

Sinclair ZX81(シンクレアZX81)

1982年、NHK趣味講座「マイコン入門」のテキスト掲載の広告です。イギリスのシンクレア・リサーチが1981年に発売した、CPUにZ80を搭載した家庭用8bitパソコンです。

 

シンクレアZX81の広告/マイコン入門 1982年テキスト

シンクレアZX81の広告/マイコン入門 1982年テキスト

NHKが放送していたテレビ講座マイコン入門」で使われているNECPC-8001というパソコンが168,000円だった当時、日本では、破格の37,800円で三井物産が発売していたPCです。

詳しいスペックや逸話はWikipediaに詳しく書かれています。

 広告の右の方、「主な仕様」の下にある文章が当時のまだパソコン自体が普及していない状況でこれを売るのに苦戦している様子が垣間見られます。

もし、これらが理解できなくてもお気になさらないでください。シンクレアZX81を使っていくうちにわかるようになります。

プログラミングがわかる人は、このパソコンのメインメモリーが「1キロバイト」ということから、当時のプログラミングがいかに大変で工夫の要るものだったかが推測できるかと……。

シンクレアZX81 / 「マイコン入門」テキスト 1982年

こちらのスタイルの広告もありました。説明文の中に、使えない命令についての説明があるのが今の広告と全く視点、対象読者が違っている点ですね。
 

なぜか、今も後続機種「シンクレアZXスペクトラム」のロゴをつけたTシャツが売られてます